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社労士試験の難しさ

社労士試験の難しさ

令和2年度の社労士試験の結果発表が先月ありました。
受験生の皆様は本当にお疲れさまでした!

先日、今年受験した友人と社労士試験について話す機会があり、
私がどのように勉強していたのか色々質問を受けたので、
今後は社労士試験についての情報もお伝えしていくことにしました!

今後なにか仕事に使える専門的な資格を取得したいと考えている方
これから社労士試験の勉強を開始するか検討している方
来年度の合格に向けて社労士試験の勉強に励んでいる方


向けに何回かに分け、
科目別の勉強方法から日々の時間の使い方、計画の練り方まで、
少しでも有益になる情報をご紹介できればと思います!

今回は、私の試験勉強略歴社労士試験の難しさについて書きたいと思います。

◆試験合格までの勉強略歴
(1) 社労士の勉強開始した日:2017年7月11日
(2) 社労士試験1回目:2018年8月26日
(3) 合格発表:2018年11月9日 →不合格・・・
(4) 社労士試験2回目:2019年8月25日
(5) 合格発表:2019年11月8日 →合格!!!

◆社労士試験の難しさ
社労士試験は付け焼刃の勉強での合格は難しいです。
理由は大きく2つあります。

難しさ1:科目数が多い上に全科目に足切りがある
法律別(*)に10科目あり、さらにそれぞれに選択式(空欄補充)と択一式(正誤判断)という2形式で出題されます。そしてすべての科目で約7割の足切りラインを突破しなければいけないのです。なかでも選択式は各科目5点満点のため、1科目でも3点を割る科目があると試験全体として不合格になります。
※”救済措置”といって受験者全体の平均点が低い場合、足切りボーダーが2点に下げられることもありますが、あまり精神衛生上期待しない方が良いです。

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(*)出題される法律
①労働基準法
②安全衛生法
③雇用保険法
④労働者災害補償保険法
⑤労働保険の保険料の徴収等に関する法律
⑥国民年金法
⑦厚生年金保険法
⑧健康保険法
⑨社会保険に関する一般常識
⑩労務管理その他労働に関する一般常識
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難しさ2: 試験時間が長く集中力が持たない
試験は午前中に選択式を80分、午後に択一式を210分の制限時間の中行われます。特に午後の択一式は問題数も多いため、時間との闘いでもあります。つまり、3時間半フルで集中しなければいけないのです。よく受験勉強や資格勉強の世界では「合格するにはたくさん過去問を解こう!」と言われますが、社労士試験は今までの勉強の中でダントツで過去問演習をしたくない試験でした…
そういえば、始めて肩凝りを経験した時期でもありました。

これらの難しさを抱える社労士試験を突破するには、
試験を良く理解し、毎日の勉強計画を綿密に練り、
自分を律して実行する必要があります。

勉強時間に関しては、
1年目も2年目も平均して平日3~4時間、休日6~7時間行っていました。
毎日自分で決めたノルマがあったため、
そのノルマを達成するために毎日を生きていたような気がします。

仕事の繁忙期で疲れ切っている中、船を漕ぎながら机に向かったり…
夜時間が取れない日は仕事前に眠い目をこすりながらカフェで勉強したり…
仕事の会食が夜にある日は謎に午後休を取り勉強し夜再び合流したり…
とにかく死に物狂いでその日のノルマを達成する日々でした(笑)

今勉強を頑張っている方も、
なんのためにその資格を取ろうと決めたのか、
その初心をたまに思い出しながら、
短期間優先順位を圧倒的1位に据えて、
ぜひ合格してもらいたいなと思います!

一生勉強!



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